こんにちは営業部 原です。
前回 住宅ローンの金利で
新発10年国債利回り(長期金利)について
ブログ記事を掲載させていただきましたので、
今回は短期プライムレート(変動金利)について
解説させていただきます。
<短期プライムレートとは??>
短期プライムレートは、「短プラ」とも呼ばれ、
金融機関が優良企業向け(業績が良い、財務状況が良いなど、
融資する上で問題がない企業)に対して、
短期(1年以内の期間)で貸し出す時に適用する
最優遇貸出金利(プライムレート)のことをいう。
かつては、各銀行が公定歩合に連動した金利をもとに
信用リスクの大きさに応じて上乗せ金利を
付け加えて決めていたが、
1989年以降は、公定歩合ではなく、
連動して決めるようになった。
そのため、本レートのことを、
かつての短期プライムレートと区別して
「新短期プライムレート(新短プラ)」と呼ぶこともある。
一般に短期プライムレートは、全国的には
また各都道府県においては有力地銀の
レートが一つの基準となる。
また、各企業への短期の貸出金利(融資金利)については、
このレートをもとに、信用リスク等の大きさに応じて
上乗せ金利を付け加えて決められることになる。
なお、短期プライムレートのヒストリカルデータは、
日本銀行のウェブサイトで、時系列データ(金融経済統計)
の中の「長・短期プライムレート(主要行)の推移」
で見ることができる。
銀行の住宅ローンについて変動金利は短期プライムレートの
金利に0.8~1.2%の金利をプラスするのが一般的のようで、
2014.9.4時点での各銀行の変動金利は2.475%となっております。
(一部銀行により例外あり)