【間取り表示は公正競争規約により決まっております】
間取りの表示方法にも決まりがあります。
正確にご存知でしょうか?
不動産の間取り表示は「不動産表示に関する公正競争規約」で
定義されています。間取りだけでなく文言もです。
たとえば
「絶対にお徳!」 「破格」などの割安表現
「完璧な設備」「完全なセキュリティー」などの完全表現
「日当たり最高!」「極上のサービス」などの最上級表現
など決め付ける文言は不動産公正競争規約により
禁止されています。(図面で記載すると罰っせられてしまいます。)
間取りに関しても決まりがあります。
「公正競争規約」 at home資料参考
【ワンルーム】
キッチンとお部屋が一緒の場所にあり仕切りが
ないお部屋のことです。
1人入居用が多くコンパクトなお部屋に多くみられます。
【1K ワン・ケー(キッチン)】
キッチンとお部屋の間に仕切り(扉など)が
あるお部屋のことです。
料理の匂いが部屋に来ないようにしたい方
扉があることによりエアコンなどの熱効率が
気になる方におすすめです。
【ダイニング・キッチン DK】
台所と食堂の機能が1室に併存しているお部屋。
住宅または住居の居室の数に大路、その用途にしたがって
使用するために必要な広さ、形状および機能を有するもの。
<ダイニングキッチン表記>
1部屋タイプ 4.5帖以上
2部屋タイプ 6帖以上
ないとダイニングキッチンと表記できません。
帖=畳1枚分相当の大きさ。2枚で1坪といわれています。
畳も種類があり(江戸間、中京間、京間)と代表的に3種類あります。
すべて大きさがことなるため日本全国畳が統一しているわけではなく
大きさがことなります。
※1帖=0.5坪 1.6562㎡ (中京間基準)
2帖=1坪 3.305785㎡(不動産業の基本計算方法)
【リビング・ダイニング・キッチン LDK】
居間と台所と食堂の機能が1室に併存しているお部屋。
住宅または住居の居室の数に大路、その用途にしたがって
使用するために必要な広さ、形状および機能を有するもの。
<リビング・ダイニング・キッチン表記>
1部屋タイプ 8帖以上
2部屋タイプ 10帖以上
ないとリビング・ダイニング・キッチンと表記できません。
お部屋数で大きさ表記が変わるのを知っているのは
不動産業くらいかもしれません。
私も実務でさまざまな会社の図面を見ますが、
この内容を理解していない会社もあります。
ぜひ当内容をご参考の上、よいお住まい探しにご活用くださいね。
