こんにちは営業部の原です。
開業すると大幅な利益と、客を呼ぶ「新幹線」。
現在、九州新幹線について「2022年度までに開業」
という目標について、困難ということが報道されました。
九州新幹線は、フル規格の新幹線ではなく、
全国初の「フリーゲージトレイン」(軌間可変電車、FGT)
の技術を取り入れる方向でしたが、
このフリーゲージトレインの開発が遅れているためです。

フリーゲージトレインは、
狭軌(通常のJR在来線の線路幅)から専用レールを利用して、
標準軌(新幹線の線路幅)に変える事ができるといったものです。
在来線区間は、時速130km
新幹線区間は、時速260km
となります。

当然ながら、車輪の幅が変更されるため高速で走行した際の
強度などが十分でないと、重大な事故を起こすことになります。
車両開発は60万キロを走る耐久走行試験に入っていましたが、
昨年11月に車軸付近に摩耗や部品が欠けるトラブルが
見つかり、中断しています。
もしフリーゲージトレインが完成したら、わざわざ新幹線専用の
線路を敷く必要もなく、かなりのコスト削減となります。
現在九州新幹線は、博多から鹿児島中央の区間で運転されて
いますが、長崎に向かうルートで採用されることが
予定されております。
新鳥栖より分岐し、専用レールにより、
新鳥栖から武雄温泉までの51kmは、在来線のレールを、
竹雄温泉から長崎までの66kmはフル規格の新幹線線路を
建設中とのことです。
私の持論ですが、現在30~60分おきに博多から長崎まで
特急かもめが運行されており、振り子タイプの高速列車が
利用されています。
実際に開通しても現況と30分しか短縮にならないようです。
そこをフリーゲージトレインなどコストが掛かる列車を
導入しなくてもいいのではないかと考えます。
現況で十分ですし、長崎ー博多間は、鉄道よりも
高速バスのほうが本数が多く運賃も安いと思います。
それであれば、現況の長崎本線の線路型を改良し、
高速列車がスピードアップできるようにしたほうが
まだマシです。
なんか長崎の方に申し訳ないのですが、予算の無駄使い
なような気持ちがあります。
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